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羽州街道と宿場concept


宿場ルート

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山形県村山市

【楯岡宿】
 楯岡宿は村山地方の中心的な宿駅で、現在の村山郵便局の場所に本陣があり、が務めていた。設置は寛永12年(1635年)ごろと言われ、江戸屋旅館は脇本陣であった。
宿駅には、本陣、脇本陣の他に一般の庶民や公用以外の武士を泊める旅籠屋も発達した。大阪商人の「」や「」に「、」、「切り通し、、」の名が見える。民間人はこうした講中で旅の安全や便宜をはかることができた。また、宿場では五日ごとに市が立ち、大変賑わった。
 楯山の麓の切り通しには、ケヤキの巨樹が茂る愛宕神社や湯殿山碑、大市姫神などがある。本覚寺境内の庭いっぱいに枝を広げた臥龍型のアカマツは樹齢400年を越え県指定天然記念物になっており、天明年間(1781〜1789)に俳人左右が献じたことから「左右のマツ」と呼ばれている。
 楯岡を過ぎ北上すると林崎に着く。林崎には居合いの始祖・林崎夢想流・林崎甚助重信公を祀った「日本一社林崎居合神社」がある。明治維新前には、羽州街道を往来する新庄、庄内、秋田の武士は必ずこの神社を参拝したと言われている。毎年、全国唯一の居合神社として、居合振武館において多くの剣士が参詣し奉納演舞が行われている。周辺マップ (金山町・西田 徹)


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